庄川百景
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100万人 苦労で湛えた大ダム湖

小牧ダム右端の切立った岩下の道路を曲がれば、昔なつかしい古道の吊橋がある。足のすくむような思いをしながら橋を歩く。
ふと顔をあげれば、空と山を映した豊かな水、紅葉の輝き、自然の見事な構図に見とれて茫然と立ち尽くす。
大正初年、浅野総一郎は、脚絆姿で庄川河畔に立って、「おう黄金が流れる」といったという。以来幾多の紆余曲折を経ながら、大正14年4月、ダム造りの世紀の大工事は本格的に開始され、昭和4年末に完成した。
従業人夫の延人員は100万人、汗と油の結晶である。山肌の色合いを映す大ダム湖は、全国からの観光客を呼び寄せている。


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