石仏の見つめる中に 湧く清水
岩黒団地は小高い段丘の上にあるが、その段丘の下の道路脇に大きな凹みがある。浅い洞窟の中には数体の石仏があって、その仏達が見守る中に、こんこんと湧き出る清水がある。瓜裂清水である。
今からおよそ600年ほど前、本願寺五世の綽如上人(瑞泉寺開祖)が、杉谷の庵から地方教化に出かけられた。岩黒地内のこの地で休息された際、里人が上人に瓜をあげようと水に冷やしたところ、あまりの冷たさに瓜が裂れたことから、瓜裂清水という。
炎天続きのときにも渇れることがない清水は霊水として崇められている。
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