観音並ぶ 遍路みち
庄川町青島の俗称松川除通りに、三体の石仏がひとつの台座の上に並んでいる。大きな金屋石をゆたかな蓮弁形にえぐり、中に石仏が彫り刻まれている。
前に立って左手は如意輪観音の半跏立像、中央は十一面観音、右は千手観音である。三体はいずれも、西国三十三札所の観音様であり、左は一番札所の那智勝浦の青岸渡寺、中は二番の紀三井寺、右は三番の粉河寺の観音である。
三十三体の観音のうち、青島地内に7体、庄地内に2体、中野地内に18体、太田地内に5体が建ち、いずれも近所の人々の篤い信仰に守られている。なお、石材はほとんどが金屋石で、彫ったのも旧東山見村金屋の石工たちである。
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