白く近代的な発電所と後背の山々の姿が、最も調和して美しく眺められるのが、ここ156号から閑乗寺高原へ向かう道の登り口付近である。
遠景に横たわる牛岳、中景に小牧の尾谷山(407m)近景に向い山(300m)と赤岩、さらに眼前の杉や桐の梢があって、左右から交互に落ちる山裾が発電所と川の流れを包みこんでいる。四季を通して見飽きぬ景勝の一級指定席である。
吐き出されている水は、上流のダムで取水され鉄筋コンクリートで巻き立てられた1,220mの隧道(内径6.6m)を通り、山の中腹から急降下する四条の導水鉄管(内径3.3m)から落下してタービンを回転させた水である。 |