ダム下に 秘境の湯宿の風情あり
いつだったか、週刊誌の中に「日本の秘境の温泉」という紹介記事があった。毎号グラビアで、深山幽谷の湯宿が紹介されていた。それを見るたびに、「おらが町には、これ以上に紹介価値があるお湯があるのに・・・・・」と思ったものだった。
小牧堰堤の歩道から下を覗きこむと、右岸の固い岩盤の上の湯谷温泉のたたずまい、あたかもこの景観の中の主のような風雅な落着きがある。
お湯の温度はおよそ39℃、古くから農繁期の疲れをいや癒す人たちに親しまれてきたその重みが、水や緑と一体となって、味わい深い眺めとなっている。
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