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国道156号が小牧発電所の水圧管の上をまたいで、金屋ずい道にさしかかるあたり、左前方に巨大な地層が露出しているのが目にとびこんでくる。
初めて見る人には、露出した地層の規模のあまりの大きさにただ唖然とすることだろう。上流に向かって沈んでいるその先は、どこまで続くのか興味は尽きない。山河生成の過程の生き証人である。層が累々と重なるその姿を、武者の鎧に見立てて鎧壁という。
四季おりおりに鎧壁の表情は変わるが、吹きつける雪を載せた姿は厳しく、さながら憤怒の相を見る思いがする。 |
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