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伝承に『牛嶽と呼ばれるようになったのは、昔、国造りの神が久和崎山に登って、谷の中の荒振る神を平定し、豊かな国になるように願って、乗ってきた牛を放された。今も牛嶽大明神として崇敬する・・・・・』とある。牛岳をとり巻いて数多くの宇志多気(牛嶽)神社がある。
いま仰ぎ見る牛岳の姿の、なんと荘厳なことか。土に蓄えきれなくなった雪溶け水が、山間のダム湖にあふれ、発電に、灌漑用水に、工業用水に、上水道の飲料水になって流れている。
それにしても、おりあれば西谷の尾根道を歩いてみて、四季おりおりに衣を替える宇志多気の神を仰ぎ見ようではないか。 |
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