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閑乗寺高原の中腹に登るにつれて、北方の景観が開けてくる。ケアポート庄川と向き合うように庄川民芸館がある。実はつい先年まで、片山建設の片山等社長が、生涯にわたって収集された民芸品の宝庫であったが、社長の没後、庄川町へ寄贈された館である。この館の前に立つと、扇頂から扇端まで、目を遮るものは全くない。
眼下は庄川の屋並み、右手は砺波嵐山から壇ノ城址の小高い突端へと続き、さらに庄山へと続いていく。
その山裾に添って、庄川は身をよじるように白い流心をくねらせながら北方へひた走る。晴れた日には、彼方に横たわる二上山がはっきり見える。 |
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